農村景観日本一の開催地
恵那市における国際ボランティアが開催される岩村町富田地区は、平成元年(1989年)に「農村景観日本一」の称号を得たことによって、全国的に一躍有名になりました。
その称号は当時、京都教育大学で環境問題を専門に研究していた木村教授がこの地を訪れた時に、素朴な里山風景に感動され名付けられたということです。
この富田地区が誇る農村景観の特徴は、東から西に傾斜した穏やかな岩村盆地の中に、古き良き日本の田園を思い出させる農家や土蔵が点在し、遠くには笠置山、恵那山、御岳山など美しい山々を見渡すことができることです。
また、この景観は平成10年に「第7回日本のむら景観コンテスト」の集落部門で農林水産大臣賞(最高賞)を受賞しています。